もう音信不通のあなたへ
⚠テキストの中に「男性なら許さないが、女性ならトランスヘイターでも許す」と解釈できる表現があります。今の私はどんなに親しくても性自認問わずトランス差別は許しません(というか、少しでも差別や偏見の要素がある人とは友人になれないと思います)。でも当時の私は今よりシスターフッドに夢をみていて、今よりも強いミサンドリーがあったのだと読み返して感じます。
このメッセージを送った相手から返事がきたかすら覚えていません。
きっと(当時は)連帯が叶わなかったのだと思います。覚えていませんが。
供養のために投稿します。
当時の◯◯さんを含む、トランスジェンダー当事者を受け入れられないすべてのシス女性へ
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◯◯さんへ
あなたに「なぜゆうさんは、トランスヘイターだと判断してもなお自分と友人関係を続けるのか」的なことを聞かれて、私は「自分はシスだから」「既に友人だったから」と答えました。それも間違いではないんですが、1番の理由は私の性自認ではなく、私があなたの『自分は女性である』という性自認を尊重しているからだと気付きました。
いくら信頼している友人でも、シス男性がトランス差別をしたら私は縁を切ると思います。
どんなに相手を好きでも「女と子どもを守るなんて偽りの大義名分で別の女を排除して、マイノリティ同士を分断させておいてフェミニストを名乗るな。女を規定して条件を付けて抑えつけるな。他人の性別を判断する権利が自分にあると思い上がっているなら、フェミニズムを汚す無知なミソジニストの自覚を持て」と言わずにいられないと思います。相手がシス男性なら。
でもあなたは「自分は女性だ」と宣言しています。
私はあなたの戸籍謄本や住民票や保険証などの身分証を見たことがありません。
あなたの乳房や性器の形状も知りません。
私たちは直接会ったことがなく、オンラインでしかやり取りしていません。
もしかしたらあなたはホルモン治療中の、パス度の高いトランスジェンダー当事者かもしれません。
無邪気に女性のフリを楽しんでいるシス男性かもしれません。
私はそれを確認する手段も、権利もありません。
でも、私は何の根拠もないあなたの性自認を尊重します。
あなたが女性を名乗り、女性として関わられることを望んでいると分かるから、あなたと女性同士として関わっています。
だから、あの時の正確な回答は「だって私はシスジェンダーだから」や「すでに友人だったから」より第一に、「私はトランスジェンダー当事者の性自認を尊重するのと同様に、何の根拠も確認手段もないあなたの口先だけの性自認を尊重しているから」と伝えるべきでした。
私は個人間でお互いの性自認を尊重するのに、根拠も証拠も不要だと考えています。
私はあなたの身体を見たことがないし興味もありません。
身体はその人だけのものだから、本人が生きやすい形状であることが一番だと思います。
あなたの身体形状は私には関係のないことだし、誰にも他人の身体の形状に口出しする権利はありません。
また私は、差別に連帯を分断されたくないとも考えています。
分断は差別に負けることだと思うからです。
差別による分断の中でも、私はミソジニーで女性同士が分断されるのが一番我慢できません。
トランス女性への偏見と差別とデマは明らかなミソジニー(ここは長くなるので省略します)だし、私はトランス女性ともトランス男性ともノンバイナリーともシス女性ともアライのシス男性とも、誰とも手を離したくありません。
スタンスが違っても、その違いが辛くて苦しくても、あなたが女性を自認するなら、関係を断ち切りたくありません。
文章にするとずいぶん健気ですが、これは私なりの家父長制やミソジニーへの抵抗であり、復讐であり、恨みをはらすための執念です。
差別に分断されるくらいなら、自分がどんなに傷付いても、相手をどんなに苦しめても手を離したくないと言うのが本音です。後半は良くないことだという自覚がありますが、あなたの言葉を借りれば『わかってるけど感情が追いつかない』部分です。
やりとりの中で本音が漏れて「逃したくないから」と言ってしまいましたが、監視したいとか信頼していないとかそういう意味ではなく、「差別による分断に負けたくない。そのために、意地でも手を離したくなかった」が正確な回答です。
長文にお付き合いくださりありがとうございます。
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メモ帳を整理してたら出てきた、コロナ禍にやりとりしていた人に送ったメッセージの下書き。あの人はまだラディカルなフェミニストを名乗りながらトランス差別やってるのかな。
今はもう違うといいな。
私はあなたを含むすべての人の性自認を尊重します。私も他人や社会に自分のジェンダーアイデンティティや人間としての尊厳を尊重してほしいからです。
人権に大きいも小さいもありません。人権はすべての人類等しく人権です。
すべての人が少しでも生きやすい社会、世界であるために尽力します。私はマイノリティであり、同時にマジョリティです。世界で一番大きなマイノリティ属性の一員であり、とても弱くて小さな東アジアの島国のマジョリティとしての責務を果たします。
happy pride🏳️🌈🏳️⚧️
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